この記事は、id:urashinjukuの送客商人(閉鎖)から転載しています。
売れる、というと物量的な売れ方を考えてしまいがちだが出費を削って採算が取れていればそれはそれで「売れている」という概念の中には含まれる。
総費用が少なければ、原価も下がるから、黒字になるかのボーダーラインも相当に下がるからだ。
総費用を減らす方法を考えるのはそれはそれでいいが、明らかに貧乏なようになってしまうので、それは注意したい。できれば直接原価の範囲内のものを減らすようにしよう。間接原価を下げるのもいいが、それは総務とか全体の改革でやるべきことなので。
ケチると大概のものは採算は取れてしまうから恐ろしい。
プラスになるケチ、はいいと思うが、そのあともマイナス成長を続けてしまうのなら、ケチってる軸が間違っているということなので、注意しよう。ただ、この削りの部分、どうしても外注費用に向かいがち。
頑張って削ったつもりが相手との口約束が違っていて、あとから揉め事になるなんていうオチになる場合もあるので、注意したい。
できれば自分まわりでなんとかなることから(無理のない範囲で内部生産して外注費を減らすなどで)削っていくのがいいと思います。