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ライバルのいないところに行くと勝てるけど、ライバルはいたほう競争が進む

 
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この記事は、id:urashinjukuの送客商人(閉鎖)から転載しています。

ニコニコの考え方(当時)

この記事は2011年に書かれたものです
気になった記事。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/tct2011/20111130_494369.html
「説明のつかないもの」に勝機、ドワンゴ川上会長が語るニコ動誕生秘話

記事中、

・ビジネス視点をやめる
・機械に従うのをやめる
・理屈で考えるのをやめる
・説明のつかないことをやる
・アングラなネット文化にチャンス

というのがあって、僕からすれば全く納得する話。ネット文化初期からいる人らしい考え方だよね。川上さんのこないだの日本テレビ「iCon」インタビュー番組もみたけどなんか低音の破裂音がちょっと気になる独特な声をしているのにちょっと驚いた。さすが個性的な人だな。関係ないけど。Webで聞くと気にならないけど、やはり地上波とニコニコでは大きな(音声の)帯域差があるのだなとあえて違いを意識してしまった。

そんな無関係な脱線は別にして、上で語られていること、単に「ネットの理屈」と「商売の理屈」から離れて、いるようにみせていて、でもそれは方法論としては「ライバルのいないところに行く」、という考え方なんだよな。

常識をひっくり返すようなことを言うと企業倫理としては「えっ」って一瞬思ってしまうけど、実は企業が博打を打って勝ち抜いていく考え方としては全く不思議ではないというかかなり正統派なやり方。

でも、一企業の独占にいいことはない

「ライバルのいないことをやる」ということは、ビジネスの長期的な成功には欠かせないんだけど(真似をされてしまうようなものを作っていては改善によっては、いつか抜かれる危険性があるため、独占できる分野に打って出るのは正しい)でも1企業が独占している市場というのは考えようによっては寒々しいものもあって、僕は1企業による市場独占というのはいいことはないと思う。最近ではオタク文化を総取りしているような某出版HDなんかもそうだけど。

以前から考えていたんだけど、実際世の中「ライバルの存在しているもの」のほうが公正な競争は進んでいくよね(印象ですが)。ドコモとそれ以外とか、国内携帯端末メーカーと海外勢とか。大きいライバルが存在しえた場合、競争によって収益を圧迫されることはありえる。それはイヤ、というのもあるんでしょうけど。

そうしたら社内にライバルを置くのがいいと思うんだ。どっちが勝ってもオーナーサイドはWinだし、社員側もある程度平たく分配されていく面では安心もできるだろうし(あんまり足を引っ張ったら打ち切って売れてるほうのリソースに人事的な再集中もできるし)、時代に移り変わりにも対応しやすいのですよ。

そんなライバルが厳密には国内にほぼ居ないし、コメント付きサービス市場が海外にあまりない、ログインしないことには概要もよくわからないニコ動は、業界のパイオニアしてはWinかもしれないけれども、非常に寂しいと思いますし、テレビ屋さんとか映画屋さんとかが「金の匂い金の匂い」と近づいてくるようになってしまってからは正直個人的には魅力をまったく感じないサービスになってしまいました。どちらかといえばアングラネット文化側の人なんで。
2019年追記:結局、KADOKAWAあたりに食い込んでも結果を出せず、ニコニコは弱体化していきましたね。

ライバルはできればいたほうがいいんですよ。本当にね。それが本能的にわかってるから、国も独占禁止法とか作ってるわけです。


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