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ポイントサイトに隷属するのは1円以下で働かされる21世紀のクリック奴隷労働でしかないかもしれない

 
Gポイント

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普段は1円単位のものを拾えといってる当ブログだけど、ちょっと言っておこうかなと思っていることがあります。今の大手ポイントサイトの暴走っぷりについてです。

能動的に使えばトクするサイトだけど、受動的に使うと廃人育成サイトになっている、今のポイントサイト

ポイントサイトは面白いようにポイントが貯まるという意味やポイントの二重取りなど、ショッピング送客を前提としたものとしてはいいんだけど、最近暇つぶしとしてあるポイントサイト内のゲームコンテンツや、作業的コンテンツの中には、なかにはちょっと疑問を感じざるを得ないものもある。

「ホテルの空室だけ調べろ」なにこの問題ビジネスモデル

今気になっているのは指定日のホテルの空室を調査するというもの。調査員といえば体がいいが、自動で指定日の指定ホテルが出てきて、空いてるかどうかを答えるというもの。
これ、どう考えても、(提供業者とスポンサー業者による)対ホテル予約サイトのホテル個別ページへのサイト内送客数水増しとしか思えない。

ホテルサイドとしては、これらで飛んできた客は絶対に獲得につながらないばかりか、獲得率で考えたらこのサイト経由で流れてきた人は絶対に獲得率を下げてしまうわけで、システム側の依頼によるカウンター回しがホテル側にバレればいつか必ずこの詐欺的なシステムは問題視されると思う。

コンテンツ内のバナー誤クリックモデルが再燃

以前ネット大手でグループが何社も上場しているG社系のポイントサイトがよくアンケート扱いで「クイズ案件」を流してきて、(クイズの上下にバナーが貼られていて誤クリックを促すというもの)アンケートの社会的な意義もなにもなくなっていることに驚かされたことがあるのだが、いまはそれを真似しているのか、プロバイダB社系のポイントサイトのアンケートも、ほとんど全てのアンケートに、広告を必要以上にコンテンツ周囲に貼っているのだ。途中で離脱されないようにか「必ず最後まで回答せよ」という設問を頭に入れているのだが、標準的なモニタサイズで収まらないくらい広告貼ってるのは、ちょっと日本のデカイサイトとして疑問を感じざるを得ない。当然、広告を貼れる会社も限られてくるので、シンガポールの詐欺会社の広告とかも出てくるし。

同じサイトでゲームに関しても、メインコンテンツのまわりじゅうにバナーは出るはポップアップは出るわで、なんだか1990年代のブラウザクラッシャーの残党かよ、というコンテンツ。具体的に名前あげられなくて残念ですが、私がやったのは、グラビアでのゲームコンテンツです。なんだろうなあ。これでいいのかなあ。露出はどうでもいいんですが、この誤クリックの倫理観、いいのかなあ。
誤クリック狙いという意味では昔のケータイやスマホ黎明期の広告みたいなもので、わりとこのIT業界では普遍的なことではあるのだが、大手企業なのにお前はスパムアフィリエイターかというような即物的な発想でコンテンツ作りをしていることには、心底業界が嫌になっちゃいます。

内職以下の時給に気づくべき

もう1つは、作業コンテンツの類。最近、ものすごく作業して1ポイントみたいなものが多いけど、実は企業発注で内職をやらされているというケースが。継ぎ接ぎになっている名刺の入力をやらせたり、いろんな内職的なワークがゲーム的なものとして提供されているのは、ただの搾取でしかありません。それだと1時間でも数十円程度、趣味ならいいのだが、時間換算すると日本の最低給与水準以下であるどころか内職にも追いつかない低賃金ですから、あまりハマっては損です。ちょっと気をつけないといけません。

ユーザーも怒りの心を持つべき

ポイントサイト経由でモノを買うだけで、結構なお金が貯まったりすることもありますから、そういう意図でポイントサイトを利用するのは悪くないとは思いますが、基本的にはどこかのASPから提供されたアフィリエイトプログラムであって、大概はポイントサイト自体を経由することはそんなに割りがいいことではありません。また、前述のように、謎のゲーム、アンケートという名のゲームに釘付けにされて、時間を無駄にするのもどうなんでしょうか。やることが全くないのであればいいのですが、あまりこれが社会的に目立たないからといって是とされるのはどうなんでしょうか。

付与ポイント数百円程度で生まれるクリック廃人の是非

まあいまはポイントサイトよりも、スマホゲームのほうに無駄金突っ込むことのほうが多いですから、別に少しでもお金になることはパチンコやるよりは全然いいことなのかもしれませんが、ただのクリック廃人みたいなものを生むシステムはどうなのよ、社会的弱者を狙ったコンテンツばかり作る人たちに楽しいのかどうかを聞きたいものです。

ポイントサイトをすべてダメといっているわけではない

ゲームは遊びだからいいんですが、作業をさせてそれに対してポイント付与して行くコンテンツに関してはもう少しユーザーサイドから敏感にものを言ったほうがいいかと思います。もちろんWin-Winなものもあるんです。覆面アンケート体裁で、40-60%引きで飲食物が外食できるものなんかは、あれは送客されるお店も、行く個人も、業者も全部がWinですから。でも、Win-Lose的な案件が多いことについては、ちょっと、小銭稼ぎ擁護派としても許せないものがあるのです。

かつてアンケートサイトが倫理のない方向にかなり走った時期があります。アンケートサイトから見込み顧客データ収集を行う会社は今も多いですが、どこからともなくリターゲティング広告にそのまま活かしたり、名簿収集した結果電話かけてきたりするケースもあります投資や住宅なんか。あとたとえば最近は病歴、年収、プライバシーなどセンシティブな情報を平気で扱うようになってきています。問題のある設問内容だった海外接続アンケートについても、日本のアンケート会社に問い合わせてみると「海外なので管理していない」とかいうケースもありますし、相手先が相互に入り組んでいるところだと、微妙だったりします。

最近はアンケートからLP(申込)につなげるという強引な手法も流行っていますね。まあそれは、ポイント狙いもあっても興味があるから答えるからまだましなんですが。

そういうのはまだ良くて、問題としては滞在時間をやたら長くさせて、意味のないことにやたらとつきあわせ、結果搾取だけをしていく仕組みは良くない、ということなんですよね。

アンケートサイト、ポイントサイトともビジネスモデルとしてはかなり古いものではあり、いろいろ改革していかないと収益が上がらないのはわかるのですが、ユーザー相手のビジネスとして一定の倫理観は持ち合わせて欲しいものだと思うのです。


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